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半田商会通信

女川リポート16

まだ春は遠い、宮城県女川町の知り合いから久しぶりのリポートが届きました。
東日本大震災からもう直ぐ3年、被災地の状況は、未来は、それぞれの思いを、
現地からです。
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「お身体の調子はいかがでしょうか?
こちらは暖かくなってきたかと思えば雪が降ったり急に寒くなったりしています。
この時期に雪が降ると、震災の時の事を思い出し、なんだか嫌な感じがします。
今月、やっと復興住宅の一つが完成し、月末から入居出来る方がいるようです。
先日入居者の方の内覧会も行われました。
ここの復興住宅は被害の無かった運動場を崩して作り始めた為、早く完成しました(それでも震災から3年かかっています…)が、この次の復興住宅が完成するのはまだ先になりそうです。
今はまだ地盤整備の段階です。
抽選で入居者を決めた為、当選した方、落選してしまった方、それぞれいろんな思いがあるのかなと思います。
みんな変わらないのは、町に、国に、不安を感じている事なのかなと。

もう少しで震災から3年が経とうとしています。
メディアでも震災の特集がよく放送され始める時期で、放送していただけるのはありがたいですが、見たくないものが目に入るというのも個人的にはあります。
震災の映像はいつ見てもあの時の事を、より鮮明に思い出してしまいます。
津波が町を流していく様子も、瓦礫で溢れた町も、亡くなった沢山の方の顔も。
忘れてはいけないことなんですが、あまり鮮明に思い出したくないという矛盾もあり、複雑な心境になってしまいます。
震災の被害にあった人の為の町はなかなか完成しなくても、オリンピックの為の町はあっという間に完成してしまうのかなぁと思ったりもしてしまったり。
どうかオリンピックなどに目ばかり向けず、何年目という節目だけではなく、皆さんが時々でいいので被害にあった場所を、人を思い出してくれたらと切に願います。
そういうことが実際に起こり得るんだということを知っていて欲しいです。
災害で一人でも多くの人が助かる為に。

画像は完成も近い復興住宅、取り壊される事が決まった震災遺構、そしてその周辺です。
周辺の様子は前回と変わりないかも知れないですね。」
by handacore | 2014-03-09 12:12 | 徒然 | Comments(0)